プロローグ

シャワーを浴びて、化粧台に向かった瞬間、心のチャンネルが昼から夜にカチャッと入れ替わる音がする。そして、お化粧が済むと、鏡の中にはもう一人の自分、絵夢が微笑んでいる。セクシーな下着を着けて、下着が見えるほど短いスカートを身にまとって、夜の街に出かけていく。人の視線を感じながら街を歩いたり、スナックで騒いだり、そして、素敵な出会いがあったり。
絵夢の活動は年々、大胆に。そして、掲示板で知り合った男に抱かれる快感に身を委ねる日々。雑誌やビデオに出てみたり、高級ホテルに呼ばれたり。
そんな夜の生活の醍醐味を知って、そして、その気持ちが突然切り替わらなくなるまでの十数年間を振り返って、時々のエピソードを少しずつご紹介してゆきたいと思います。

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